遠隔診療、デイサービス施設で受診可能に 都市部も緩和
日経の記事より
政府は「へき地など」に限定する条件を廃止してオンライン診療を受けられる場所を広げることを決定したという記事だ。
デジタル機器に不慣れな高齢者が個人でオンライン対応することは難しい中、現在は自宅や診療所以外で受けられるのはへき地の公民館などに限定していた条件を、高齢者が受診しやすいように通所介護施設や学校も対象に加えるということで、オンライン診療進展への一手となるだろう。
規制が緩和されてデイサービスなどの介護施設に通う高齢者が、施設でオンライン対応出来るようになると、定期的な状況のチェックが可能になり、体調や症状の悪化を早期に発見できる効果も期待できるようになる。
既にオンライン診療へのスイッチは入っている。時間の問題で数年後には確実に一般化することになる。このような規制緩和が更に進み、重ねてDX化も進むことで、市民の受診行動は必ず変化するので、各薬局は周辺の薬局より一歩先を行く位のスピードで変わっていかないと、その地域で間違いなく取り残されてしまうことになるだろう。
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