こちらは日本経済新聞 2023年5月16日の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71024420V10C23A5EA1000/
処方薬ネット注文を即日配送 マツキヨココカラ
マツキヨココカラ&カンパニーがインターネットで処方薬や食品、日用品などの注文を受け即日配送するサービスを月内に開始するというニュースです。
オンライン服薬指導は兼ねてより処方箋を主体とした薬局よりも、ドラッグストアの方が「可能性の幅」があると考えています。
体調が悪かったとき、「飲み物がない」「食事がない」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
首都圏を中心した一人暮らし世代をターゲットととして考えると、隠れた需要は大きいのではないかと思います。
オンラインでの処方箋受付となると、「どの店舗で処方箋を応需したのかが曖昧になる」という課題があり、付け替え請求などの規則違反に対する対応は必須です。
物販であれば近隣店舗で必要な物販をかき集め、配達が可能ですが処方箋調剤となるとそうはいきません。
ラストワンマイルという言葉が注目を浴び、「運ぶ」ということが今後の大きな戦略となりますが、流通コストは「遅ければ安く」「早ければ高い」という常識があります。
人材不足、人件費高騰の中、コスト管理に厳しいドラッグストアがどこまで挑戦するのかに注目が集まります。
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