日薬学術大会(京都)機器展示レポート② WEMEXグループ
2025年10月12,13日に日本薬剤師会学術大会が開催されました。PHARMACY DX NEWSでは、各社のAI活用に着目。今回はウィーメックスグループの企業展示、特に電子薬歴のAI活用をレポートします。
ウィーメックス株式会社 クラウド薬歴共有サービス「Pharnes LinkⅡ」
生成AIによる服薬指導提案機能<参考出展>
2025年9月26日配信のプレスリリースの通り、「生成AIによる服薬指導提案機能」が参考出展されました。
特長1:患者さんに合わせたサジェスト内容
患者さんの属性や提供診療情報(電子処方箋情報)、過去の薬歴、現病歴・合併症や既往歴、アレルギーなどの情報を元に、自動で服薬指導内容を提案。
特長2:サジェスト内容の選択
複数のサジェスト内容から薬剤師が状況に合わせて選択でき、選択した内容を薬歴に反映することも可能。
(サジェスト内容の頭にチェックボックスがあり、✓の有無で選択可能)
その他のAI活用(すでにリリース済)では
・生成AI薬歴入力支援サービス
患者さんとの会話を録音→AIで自動テキスト変換→テキストをChatGPTで要約
東日本メディコム株式会社 薬剤師AIアシスタント DrugstarDrive
プロダクト名にDrugstarとつくものは、東日本メディコムによる開発製品で、WEMEX本体が提供するAI機能とは別の機能が多数展示されていましたので、ご紹介します。
生成AIによる服薬指導提案機能<参考出展>
服薬指導提案機能の参考展示では、東日本メディコムならではの+αが盛り込まれていました。メーカーからのプレスリリースや機能に関するメーカー資料がないので、ここでは詳細の記載ができないことが残念です。詳細はメーカーへお問い合わせください。
その他のAI活用では
・患者さんとの会話を識別し、SOAPで薬歴に取込
・検査結果をスキャンし、データで取込
・システムに話しかけて薬歴を操作
・処方や医薬品に関する質問にAIアシスタントが添付文書内を検索・回答
※参考出展の機能は、最終的に変更となる部分が出る可能性があります。
※本記事はメーカーカタログ、展示会当日の配布資料より一部抜粋して作成しています。
※詳細はメーカーへお問い合わせください。
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