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薬局DXニュース解説

2024.02.27

調剤報酬改定に対する厚労省の考えとは

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ドラビズon-lineに、調剤報酬改定に関する厚生労働省保険局医療課・薬剤管理官の安川孝志氏のインタビュー記事が掲載されている。

【1万字インタビュー】安川孝志薬剤管理官に聞く
こちらはドラビズOn-lineの記事です。
https://www.dgs-on-line.com/articles/2468
【1万字インタビュー】安川孝志薬剤管理官に聞く

「地域支援体制加算の減額」という激震が起こった令和6年度改定ですが、事前に発表されていた短冊と答申では点数が入るだけで示す方向性が大きく変わったのではと感じています。

色々な薬局があり、関わる位置によっても視点が異なって当然だと思いますが、改定を担った厚労省担当官の貴重なインタビューが掲載されています。厚労省の示す方向性の一端が見えると思います。

個人的には全体的な方向性や厚労省の考え方に一定の理解は示せますが数字(財源)に大きくとらわれ、「患者のため」と言い続けてきた視点が失われた改定となったように感じます。

施設基準など体制の整備が多く、保険診療の真の目的である「患者の利益」が新設報酬や加算に見受けられません。

現場の業務を評価する点で「特定薬剤管理指導加算3」は嬉しい報酬かもしれませんが、この報酬に「患者視点」「医療の質の向上」は含まれているのでしょうか。

今回のインタビュー回答が腑に落ちるかどうかは別として、新報酬は6月から始まることは事実です。
ルールはルールとして対応していく必要があります。

改定による影響は薬局によってさまざまですが、できる限りの準備を進めて6月を迎える必要があります。
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