「生体マーカー即時検査装置」を共同開発
ヘルスケアシステムズ/京セラ
PNBの記事より
薬局にも設置可能な「生体マーカー即時検査装置」が開発されたというニュースだ。
これまで専門の検査機関でないと測れなかった尿中や唾液中の成分を、その場で測定し、結果を即時に提供できるということのようだ。
記事では「エクオール」の検査について取り上げているが、エクオールはエストロゲンとよく似た働きをする大豆に含まれるポリフェノールで、大豆イソフラボンの中のダイゼインが腸で腸内細菌によって代謝され、エクオールに変化して体内に吸収されるのだが、エクオールを生み出す腸内細菌は日本人では50%の成人にしか存在しないと言われている。
体内にエクオールが少ない人ほど更年期の症状が重いということが分かってきているので、薬局でエクオールの検査が可能になれば、ゆらぎ期女性にとって朗報であろうし、検査可能な薬局の事が気になることだろう。男性にも有益であると言われているので、薬局の新たな顧客獲得にも十分貢献してくれそうだ。
生体マーカー即時検査装置
W 131×D 146×H 153(mm)
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