IT企業大手のサイバーエージェントの子会社MG-DXはオンライン服薬診断サービスに、大規模言語モデル(LLM)を使用し患者の年代などに合わせて医薬品の服薬診断を行う生成AIを導入すると発表した。
MG-DXは元々、オンライン服薬指導に必要な予約受付や処方箋確認、そして服薬指導までをワンパッケージで提供する薬局向けのDX支援サービス「AI薬師™」を2020年にリリースしている。
具体的には、薬剤師が患者に服薬を促すメッセージを送る際に、患者の年齢層や症状などの項目を選ぶと、個人ごとに最適な文面を生成するという。まずはChatGPTの大規模言語モデル(LLM)を利用するが将来的には、独自のLLMを搭載することも検討するという。
同社の処方薬配送するサービス「薬急便」を導入している薬局・ドラッグストアは無料で利用できる。
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