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薬局DXニュース解説

2023.06.01

AIによる服薬指導フォローは、薬剤師にとって福音か、それとも脅威か?

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MG-DXは自社で開発した次世代薬局ソリューション「AI薬師」で大規模言語モデル(LLM:Large Language Models)の活用を開始。ChatGPTを活用した服薬フォローアップ実施支援サービス(β版)を機能実装して提供する。

チャットGPT用いた「服薬フォロー支援機能」実装へ ~MG-DX「AI薬師」
PHARMACY NEWSBREAKの記事より

このPHARMACY DX NEWSの5/29の記事にも紹介されたChatGPTを活用したサービスだが、今後このようなサービスは様々な形で薬局の現場で利用されることになるだろう。

ではその流れは現場の薬剤師にとって、大変便利な機能として福音となるのか、それとも薬剤師の存在意義を危うくする脅威になるのか、普及前の今だからこそ、もうすぐやってくる確実な未来のために良く考えておく必要がある。

ただこの変化は、止めることができない、しかも私たちが選択できない進化なので、普及していくことを前提に、一刻も早くその対応策を考え、準備を完了させておかねばならない。

間違いなくこの変化を福音として享受するのは患者である。このサービスの普及によって、どの薬局でも一定基準の情報提供サービスが約束されることになるが、それは説明を受ける側の患者からすれば、当たり前だった権利の受容であり、薬局にとっては義務の遂行である。

つまりこのようなAIサービスの普及は、業種によってはサービス提供の(高いレベルでの)平準化となり、生活者にとっては当たり前のサービスの享受となり、その点において差別化のポイントではなくなるのだ。医療提供(患者のファーストアクセスの開業医)もその一つの業種に属するだろう。

では改めて他との差別化となるサービスとは何か?

この正解のない問いの答えを一緒に考えてみよう!
→ 6月11日(日)薬経連フォーラム2023
   https://peatix.com/event/3565165
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