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薬局DXニュース解説

2024.07.27

黒船襲来!Amazonが処方薬ネット販売へ参入

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こちらは日本経済新聞の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2348O0T20C24A7000000/
Amazon、処方薬ネット販売 ウエルシアなど2500薬局と

いよいよAmazonが日本の保険調剤市場に参入してきます。
最初にAmazonの薬局市場への参入が報道されたのが2022年10月でしたが、約2年の準備期間を経て薬局チェーン数社とマッチアップしサービスを開始します。

気になるそのサービスは、Amazonというプラットフォームを利用し、受け付けた処方箋を登録している薬局を経由して患者の自宅まで届けるということです。

Amazonの参入は非常に注目の高いトピックスですが、仕組み自体は既存のオンライン服薬指導サービスと大きな違いがなく、ちょっと期待外れ感は否めません(個人的に)。

https://www.aboutamazon.jp/news/retail/amazon-pharmacy-japan

オンライン診療を提供するCLINICSとも提携をしていることから、「オンライン診療」から「オンライン服薬指導」という一気通貫なサービスの提供となります。

オンライン服薬指導に関しては、医療機関からの「オンライン服薬指導希望」という指示のあった処方箋のみ処方箋コピー(FAX)を原本とみなし、調剤を可能とする通知がありますが、実際の運用に関するルールや規制が整っているとは言い難い状況です。

令和4年9月30日事務連絡 「オンライン服薬指導における処方箋の取扱いについて」の改定について
https://www.mhlw.go.jp/content/000995232.pdf

ゆえにAmazonファーマシーでも「電子処方箋」という記載になっていますが、電子処方箋が普及するのかどうかが、Amazonファーマシー成功のカギになってくるのではと考えます。





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