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薬局DXニュース解説

2024.08.13

楽天も参入~処方箋送信サービスは普及するのか~

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こちらはアイテック阪急阪神株式会社が作成したホワイトぺーパーです。
https://pharm-i.jp/archive/
(閲覧には登録が必要です)

Amazonファーマシーに続き、楽天も「楽天ヘルスケアヨヤクスリ」で処方薬配送サービスを開始したと8月8日に発表しました。

楽天ヘルスケア ヨヤクスリ
https://pharmacy.healthcare.rakuten.co.jp/

基本的なサービスはAmazonファーマシーと変わりませんが、メディアによると自社でも調剤を行う様子です。
Amazonファーマシーは「電子処方箋」に限定をしていますが、ヨヤクスリでは電子処方箋のほかに、「通常(紙)の処方箋」データも受け付けるとしています。

現時点で両社とも調剤に対するポイント付与に関する記載はありませんが、登録や初回利用に対するポイント付与を行うとしています。

ホワイトペーパーの内容を見ると、「Amazonなどのネットショッピングでオンライン服薬指導、お薬の配送サービスが始まったとした場合のお考えをお聞かせください」という設問があります。

詳細については記載ができませんが、現時点では「利用する」というのは少数派のように感じます。

Amazonや楽天の利用には、サイトへの登録、処方箋画像のアップロード、薬局等の選択などいくつかのステップが必要であり、目の前の門前薬局や地域のドラッグストア・薬局に持っていくという「これまで」より、個人的にはアクセスが悪いようにも思います。

サービス自体は、すでにある処方箋プラットフォーム型と大きな違いがありません。普及させるための課題は何なのか、一方で脅威と感じる場合、患者のどのようなニーズに対応しサービスの質をあげている、患者が流出しないための対応をしていくのかということが求められるように思います。
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