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薬局DXニュース解説

2024.03.22

物流2024年問題は医薬品配送にも影響か 厚労省が薬局に早期発注を要請

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厚生労働省は物流2024年問題の課題と対応策を示した通知を発出。医薬品配送について従来よりも長い時間がかかることが想定されていることから、医薬品卸と医療機関・薬局に対しては、配送リードタイムの延長を踏まえた早期発注を要請するほか、時間指定で医薬品を受け取る納品ルールの緩和も求めている。

政府は、2024年4月から導入される自動車運転手の労働時間規制が、医薬品の配送に大きな影響を及ぼすおそれがあるとして、対策を求める通知を出しました。
【厚労省】卸・薬局に早期発注要請‐物流2024年問題で通知
今回の通知の主なポイントは以下の通りです。

製薬企業には、物流コスト上昇を踏まえた適正価格設定と共同配送による物流合理化が求められる
物流コストの上昇を見据え、製品価格の適正な設定が必要 ・共同配送などにより物流を合理化し、コスト削減を図ることが求められる

卸売業者と医療機関・薬局は、配送リードタイムの延長に備え、早期の発注が必要
配送リードタイム(配送までの時間)が長くなることに備え、余裕を持った早期発注が必要 ・在庫管理を適切に行い、欠品リスクを低減する必要がある

薬局は、時間指定配送の緩和を求められる可能性がある
卸の人手不足から、時間指定配送が制限される可能性がある ・柔軟な受け入れ体制を求められるため、職員のシフト調整などが必要になる

この対策は、ドライバーの長時間労働を規制する法改正を受けて打ち出されました。規制強化で運送に遅れが生じる恐れがあり、深刻な医薬品の供給ひっ迫につながりかねません。

厚労省は、製薬業界、卸売業界、医療機関の連携と、発注・配送プロセスの見直しを求めています。薬剤師として、この問題への適切な対応が重要となります。スムーズな薬剤供給のため、早期の準備と他部門との協力が何より大切です。
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