介護業界の人手不足 ICTを活用して解消へ…「日本介護福祉士会」が先端機器の理解を深めるオンライン研修を初開催
日本介護福祉会には、全国の介護福祉士約39,000人が加入しており、介護現場でのリーダーを担う介護福祉士が先端技術への理解を深める必要があるとのことで、厚生労働省の補助によりオンライン研修が企画されたとのことである。
2040年には、約69万人の介護職が不足すると推定されている。
厚生労働省の雇用動向調査では2022年に介護職として働き始めた人数は、離職者数を下回っており、介護現場でのICT機器、介護ロボットの導入は急務である。
最近、筆者も肌で感じているのは介護現場でのICTの活用である。
個人情報保護の観点からも、FAXの使用を禁止している自治体もあり、オンラインシステムの活用を呼び掛けている。
DXを推進する上で、IT機器の導入などに目を奪われがちであるが、使う人間がその利便性を理解出来ていなければ、活用されず、無用の長物になってしまう。
おそらく、行っているとは思うが、今回のオンライン研修の効果についても検証し、真の意味のDXに繋がることを期待している。
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