医療DXの一環として、2023年度中に政府が治療アプリのインターネット広告の規制を緩和し、情報提供が可能になると記事が出ました。
治療アプリのネット広告が解禁されることにより、禁煙や高血圧治療などをスマホで健康管理したい患者が増える可能性が高いです。
これまで医療従事者が使用・処方する医薬品や医療機器のネット広告は禁止されていましたが、治療アプリは医師の処方が必要であるため、一般の人に危害が生じる恐れはないと判断され、広告が可能となったとのことです。
海外では「ソフトウェア・アズ・ア・メディカルデバイス(SaMD)」として治療アプリの開発・利用が進んでおり、日本でも市場規模の拡大が見込まれています。日本で治療アプリの普及が進めば、更に新規開発が活発化し、医療環境の大きな変革が期待できます。
今後の治療アプリの普及に注目していきたいと思います。
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