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薬局DXニュース解説

2023.12.06

購買履歴と対応履歴活用の受診勧奨プログラムが特許取得 新生堂薬局

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新生堂薬局ではカウンセリング販売支援システム「健康台帳」を活用してOTC購入客との接点を増やし、潜在患者を発見してOTC薬の適切な利用および医療機関での受診を勧める「プレホスピタルカウンセリング」を実施している。
医薬品の説明販売や健康相談という活動において「休眠資産化」している登録販売者が、受診勧奨プログラムを活用した働き方によって優良資産へと転換することに繋がっている。

ID-POSの購買履歴と対応履歴を元に受診勧奨
[新生堂薬局]OTC薬の購買履歴と接客応対履歴を元に開発した「受診勧奨プログラム」が特許取得
「休眠資産化」していたドラッグストアの登録販売者が健康相談や医薬品の説明に活躍するためにカウンセリング支援サービスを開発して、それを活用していたことが本質だと感じます。
そのサービスの延長線として、取得された特許です。
登録販売者に限らず、回答に不安がある時に「念のため」受診勧奨することは薬局・薬店で頻繁に発生していることです。単に受診を勧めるだけでなく、明確な根拠を示し、診療の現場で使える健康情報を提供することは医師にとっての価値も大きいでしょう。

現状は、子宮内膜症と認知症という2つの疾病のみを対象としていますが、特許第7303517号は「受診勧奨システム及び受診勧奨方法」に対する特許であり、今後疾病範囲は拡大していくことでしょう。
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