こちらは日経DI onlineの記事です
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/202310/581505.html
患者宅でのオンライン資格確認、中医協で議論
以前にも取り上げましたが、在宅訪問時におけるオンライン資格確認の新たな仕組みが導入されます。
仕組みについては、DIさんの記事が非常に分かりやすくまとめて頂いていますので、在宅に取り組む薬局は是非一度確認しておくことをお勧めします。
新しい仕組みの導入にあたり、導入費用の補助が設定される予定です。
大型チェーン薬局・・・8.5万円(事業上限17.1万円)
診療所・薬局 ・・・12.8万円(事業上限17.1万円)
中医協で「居宅同意取得型」の承認が議論されたみたいな記事になっていますが、このシステムの運用自体はもう決定事項のようなものです。
議題は「訪問看護ステーションにおけるオンライン資格確認の義務化」となっています。(令和6年秋 施行予定)
親会である社会保障審議会医療保険部会では、「柔道整復師、あん摩マッサージ師、はり師、きゅう師の施術所におけるオンライン資格確認の導入」が進められています。
オンライン資格確認システム・マイナ保険証の利用など医療DXに対する疑問や課題、不安など山積みに感じますが、着実に全保険診療提供施設でのオンライン資格確認システムの導入は進められていると知ることが大事だと思います。
併せて紙レセプトから電子レセプトへの移行も進められています。
社会保険診療報酬支払基金にレセプト請求形態別の資料が出ています。(令和4年3月診療分)
https://www.ssk.or.jp/smph/tokeijoho/tokeijoho_rezept/tokeijoho_rezept_r03.html
【紙レセプトの施設の割合】
400床以上の病院・・・0.1%
400床未満の病院・・・0.5%
診療所 ・・・3.5%
歯 科 ・・・8.6%
薬局 ・・・1.1%
非対応施設がこれからどうするのか、ちょっと気になるところですね。
comments