個別改定項目について
1)医療 DX の基盤となるオンライン資格確認の導入の原則義務付けに係る経過措置について
オンライン資格確認等システム、やむを得ない事情(↓の6つの条件)があれば「4月導入義務」を延期可
#現状の普及率だと、経過措置があるのは妥当な判断かと。
2) 医療 DX の推進のためのオンライン資格確認の導入・普及に関する加算の特例措置
→マイナンバーカード普及目的。マイナンバーカードを利用して医療機関等を受診する場合の点数の引き上げなし。
(1)初診時・調剤時の加算の特例
一定の施設基準を満たす保険医療機関・保険薬局では、初診・調剤時の加算点数を引き上げる
●(医科・歯科の初診時)医療情報・システム基盤整備体制充実加算1(マイナンバーカードの利用なし)
現行「4点」 → 「6点」(2023年4-12月時限的に適用)
●(調剤)医療情報・システム基盤整備体制充実加算1(マイナンバーカードの利用なし)
現行:「3点(6か月に1回)」 → 「4点」(2023年4-12月時限的に適用)
#2023年4-12月時限的に適用です。マイナンバーカードの普及や利用状況によっては延長されそうな気もしますが・・・
3)医薬品の安定供給問題を踏まえた診療報酬上の特例措置
保険薬局への影響としては、一般名処方にインセンティブ追加と、地域支援体制加算の増額と追加の施設基準。
オンライン資格確認等システムの導入義務化に経過措置を設け、加算を拡充、後発品使用体制加算なども増点
2023年4月は診療報酬改定の無い年、、、と思いきや。レセコン会社さん、頑張ってください。
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