発表された結果では、アプリ使用開始後約12週間で、起床時収縮期血圧:-8.8 mmHg、就寝時収縮期血圧:-8.5 mmHgとのことで、効果が示されていました。
治験で降圧効果は示されていたので、結果そのものに驚きはありませんが、費用の比較や医師が治療に関わった時間なども示して頂く必要があると考えています(近い、将来出てくると思いますが)。
そうすることで、薬剤師などの医師以外の職種が関与できる可能性も出てくるため、タスクシフトにも繋がると考えています。
いずれにしても、治療アプリの実臨床での効果が示されたことで、Society 5.0が既に始まっていることが実感できる発表であると考えます。
他の疾患においても、治療アプリの実用化と実臨床への社会実装を期待しています。
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