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薬局DXニュース解説

2023.08.18

バラ錠の棚卸しが超絶はかどるカウントアプリ pillphill(ピルフィル)

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カメラで撮影すると錠剤やカプセルを認識して計算してくれるスマホアプリを紹介。

iPhoneやiOS専用のアプリ「pillphill(ピルフィル)」は、カメラで撮影すると錠剤やカプセルを認識して計算してくれる。薬剤師業務が捗るアプリです。
開発元の1mpressions社によると「クラウドアシスト技術により、99%の精度を誇ります」とのこと。

・円形錠で99%
・その他の錠剤で98%
・カプセルで96%
認識率はどうやら剤形によって多少の差異があるようですが、それでも95%超えているので実用的です。

無料版には1日10分間という制限がある

すべてのユーザーに、毎日10分(600秒)のクラウドアシスト計算時間が提供されます。これは、約60錠の錠剤トレイの計数をサポートするのに十分な量です。一度に使用する錠剤の数が多いほど、より多くの計算時間を使用します。スナップモードでは、カウントは遅いが精度は高いため、6~10秒の計算時間がかかる。ライブモード*では、錠剤の数にもよりますが、1秒あたり0~2秒を使用します。約10分間の使用または60錠のトレイを使用すると、アプリケーションは翌日まで錠剤をカウントしなくなります。
業務で使用するには課金しておきたいところ有料版は月額 $1.99 なので約300円弱くらい。残業して棚卸しすることのコスパを考えれば十分元がとれるでしょう。
なお同種のアプリとしてはPilleyeというのもあります。こちらは、日本語対応していたり、一度に錠剤、カプセル500個をわずか1秒で数える高性能なのが特徴です。ただ価格は月額2000円からと、少々お高いのが悩みどころ。
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