アバターで服薬フォローアップ!?
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/di/column/kurachu/202308/580535.html
DIonlineの記事です。
倉敷中央病院にて「アバター」を活用したサービスを2023年6月に開始しました。
アバターを使用するメリットは以下の通りです。
患者側メリット
・薬の相談への心理的なハードルを下げる効果
・緊張をほぐす効果
薬剤師側メリット
・自身の年齢、性別、場所を問わない新しい働き方が可能
・顔をさらさないため、プライバシーの保護やストレスの軽減効果がある
筆者の率直な感想ですが、アバターにするメリットは正直少ないかと思っています。
もちろん世の中には一定数、対面で話すことが苦手な患者もおりますが、そこは薬剤師側が投薬・服薬指導のプロとして接し、サポートすべき点であると考えております。
そのため服薬指導というよりは、サービスを利用する前段階の説明や操作内容といった、薬に関係ない部分についてのみアバターを使用していく形がよいのではないでしょうか?
DX化により、バーチャル世界がメジャーになっている昨今、さまざまな事柄について「人ができること」「ITで解決できること」の切り分けを考えていければと思います。
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