何かとお騒がせな日本大学アメフト部ですが、今回は匿名の通報による違法薬物の使用の疑いという事で、もう言い逃れなどは難しいでしょう。
最近の大手中古車販売業のパワハラ問題は日大アメフト部の監督やコーチが引き起こした事象を思い出すきっかけにもなっていますが、本件は全く別の次元で薬剤師視点からも関心を持つべきでしょう。
問題点
・大学生の大麻などの薬物使用に関するハードルが低い 医学部薬学部も例外ではない
・健全であってほしいスポーツで ドーピング検査で検知される成分と分かっているはず
・秘匿性の高いSNSの利用のスキル 学生に制限をかけるかどうか?
中学高校では義務化されている薬物乱用に関する授業の実施ですが、なかなか実効性のあるものには遠いようです。
また秘匿性の高いSNSは患者情報などの報告も含めて医療の世界ではそれなりに使用されているので、私も実際使用していますが、アプリとして使い勝手が良いのでいろいろ犯罪がらみの使用も一向に減らないでしょう。
日大薬学部出身の薬剤師が現在アンチドーピングの世界で頑張っているのに残念でなりません。
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