日本調剤で2024年3月期にDX投資額を前期比5割増(30億円)とするニュースが出ました。
これまで5年間で100億を超えるデジタル投資を行なっている中で、この1年で30億投資する計画となっています。
具体的には、下記5つが挙げられています。
1.「マイナ保険証」を読み込む専用端末の導入する
2.オンライン服薬指導、電子の「お薬手帳」、会計業務などの基幹システムを刷新する
3.調剤の報酬改定に柔軟に対応できるようにする
4.専用アプリの機能を迅速に拡充する
5.アプリの使い勝手をすぐに改善できるようにする
「DX」=「デジタル化」と捉えられることが多いですが、「DX」にはユーザー視点での価値提供が必要です。
日本調剤のDXは、患者さんの薬局体験を便利にする内容となっており、素晴らしい取り組みだと考えます。
また、5つの項目は2021年8月に策定した
「DX戦略」を実現する内容になっており、三津原庸介社長がDXに強く力を入れていることもわかります。
2023年度の日本調剤は大きな変化が見られそうです。
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