埼玉:PCR検査補助金不正 県登録業者 件数水増し:地域ニュース : 読売新聞
突出した検査件数という異常値に対して、DX的にクレジットカード会社のような不正検知技術をもってすればこのような状況は発生しないと思われたが、このような現象が起きてしまった背景についての考えを書き留めていきます。
問題点
・医療業界を震撼させたこの報道は無料検査所ではなく「薬局」という場所で行われたこと
・個人情報の取り扱いが杜撰で、明かな目的外使用である。
・不正と知りつつ経営者がスタッフに検査申込書偽造の指示をしていた
過去に埼玉県では「埼玉ウブレチド事件」と言われるような薬局の風評を貶める事件が発生しており、また埼玉?みたいな目で見られるのは当然です。しかし今回は内部告発によって発覚して、真相の究明が行われている点では異なっていると思います。薬歴未記載事件なども「薬剤師の良心」が問われている事例としては同じカテゴリーでないかと考えています。
薬局でPCR・抗原検査が出来ることは地域貢献としては非常に有意義であったことは明確ですが、このような事象のせいで薬局全体に風評被害が及ぶことは何としても避けたいですね。
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