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薬局DXニュース解説

2023.02.20

ChatGPTを使ってSOAP薬歴を書いてみる

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今日もせっせと薬歴書いてるかと思います。お疲れさまです!、薬歴は丁寧に書いておきたいところですが、忙しいとついつい・・というのはあるあるでしょう。

最近話題のChatGPTですが、なんとSOAP形式で薬歴を書いてくれる方法を発見しました!

具体的な方法ですが、はじめに注意しておくと、小人さんのように寝たら朝には書き上げてくれるわけではありません、最初に必要な情報である「患者さんの主観的な情報(S)」と「客観的な情報(O)」を記入します。これは対人業務で患者さんからヒアリングして得られる情報です。

そしてここからが人によっては時間のかかる部分となりますが「薬剤師としての分析や見解(A)」と「問題に対する今後の計画(P)」のパートです。薬剤師としてのキャリアや知識が問われる部分となります。
ですが、便利な時代となりました、なんと、この部分をChatGPTが代わりに考えてくれます。

さっそくやってみましょう。
書き方は薬局などで多少流儀はあると思いますが、箇条書きで書いていきます。割と適当で大丈夫です。
記入後しばらく待つと以下のようなAとPが得られます。今回は処方だけですが、患者の性別や年齢など基礎情報を指定すると精度が高まります。
もちろん、そのままコピペはできませんが、こうした技術で多少は睡眠不足解消には、つながるようになるかもしれません。また、今回は適当な素材がなかったので試せてませんが、処方内容から医師の処方意図をある程度推測することもできます。相互作用や多剤処方の整理、調剤デザインなども可能かもしれません。
みなさんも、いろいろ試してみると面白い使い方考えてみましょう!

サンプルは以下のサイトからお借りしました。
【注意】CharGPTに入力したデータは海外のCharGPTのサーバーに流れます。またサーバー内でAIがどのような分析とデータの分類・蓄積が行われているかは不明です。実際の患者の薬歴や個人情報を含む情報は使用しないでください。またChatGPTはしばしば誤答する事が知られています。そのまま業務に使用することは注意を要します。
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