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薬局DXニュース解説

2025.10.16

学術大会会長講演「AI時代に問われる薬剤師の存在意義」

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日本薬剤師会学術大会が10月12日(日)・13日(月)と京都で開催されました。

オンラインを含め8000人以上の登録があり、現地にも多くの方が足を運び盛会に終了したということです。
私も2日間現地で参加し、シンポジウムや口頭発表、そして企業展示をみて回ってきました。

開催直前に「自民党新総裁の決定」、「公明党の与党離脱」という大きなニュースもあり、次期報酬改定も含め「これからの薬剤師」に対し多くの方が不安や戸惑いを胸に抱く中での開催になったと思います。

そんな状況で、注目となったのが大会2日目午前中1番に行われた「会長講演」です。

「薬剤師の存在意義、AI時代にどう保つ」 (日経DIオンライン)
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/202510/590570.html

私も実際に拝聴しましたが、朝一番(8時30分スタート)の演目にも関わらず多くの方が参加していました。
内容をかいつまむと、人口減少や社会保障費増加という課題に対し、自らの薬局を維持していくためには主体的に動き、特に「マーケティング」に力を注ぐべきである。と日本薬剤師会会長としては異例のビジネス的な内容だったと感じています。

「薬剤師としてのこれから」、最近話題になっている「地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト」については、時間超過のため、なでる程度で終わるというこれまた「異例」の講演。

終了後、色々なメディアを見て、同じ講演を聞いても「こうも感想が違うのか」「こういう記載になるのか」と正直感じているところです。具体的な中身は聞いた人だけの特権ではありますが、講演の中身よりも記憶に残る講演だったと思っています。
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