(株式会社ピースコネクトのプレスリリース)
小児を強みとする訪問看護ステーションや薬局を経営する株式会社ピースコネクトが、訪問看護ステーションを経営する株式会社Jewelry Belleと業務提携したという記事だ。
株式会社ピースコネクトという会社は、宮城県仙台市で訪問看護の利用者やその家族が訪問看護師を通して薬剤師に薬や栄養の相談をしたり、オンライン服薬指導を受けたりと、社内の訪問看護ステーションと薬局を連携させるサービスを提供してきたそうだが、今回、札幌と仙台に拠点を持つ「ここあい訪問看護ステーション」を経営する株式会社Jewelry Belleと業務提携することで、訪問看護ステーション同士の情報交換、さらに訪問看護ステーションと薬局を連携させることで、オンライン服薬指導や薬剤師による健康相談等を強化させていくということだ。
現在訪問看護ステーションは全国で16,000軒ほどあると言われているが、同じく62,000軒ほどある薬局インフラとコラボすることにより、新しいサービスメニューが拡大していく可能性は十分あると思う。地域住民への様々な医療サービスを提供するという意味では、同一施設に共存することもありえそうだ。処方箋依存体質からの脱却が叫ばれている中、この動きにも注目していきたい。
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