日本調剤株式会社HPに掲載されています
https://www.nicho.co.jp/corporate/ir/management/dx.html
日本調剤「デジタルトランスフォーメーション戦略」
DXという言葉が独り歩きし、あたかも新しい調剤機器を導入することのようにイメージされている方も多いのではないでしょうか。「これが正解」という定義がある訳ではないですが、「デジタル化」よりも「トランスフォーメーション」を意識することが重要です。そのために、ゴールを定め、ゴール向けてどのようなデジタル化をしていくという考え方が必要です。
大手企業ですでにDX戦略を明文化し、ホームページに掲載をしているところがあります。
今回は日本調剤グループの「デジタルトランスフォーメーション戦略」をご紹介します。
詳細は各自でご確認いただければと思いますが、注目すべきは「何を実現するのか」というゴールが明確にされていることです。たしかに調剤業務を機械化し効率を上げことは重要ですが、「そこからどう発展させるのか」と言語化できている経営者は多くはないです。
医療DXは国が求める医療改革です。薬局DXは各々の経営者が目指す改革の姿ですので、従業員に対して目指すべきビジョンを発表、共有する必要があります。
「○○が始まったらから導入しよう」「○○が解禁されたので対応しおう」
といった受け身の姿勢で対応するのではなく、どのように自社の発展に運用していくのかという戦略が必要です。
2023年度に向けた事業計画を作成している経営者も多い時期ではないでしょうか。
改めてDXを考え、戦略に落とし込み、従業員に発表する。
こんなことをしてみてはいかがでしょうか。
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