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薬局DXニュース解説

2024.05.08

政府主導で開発中の電子カルテ 薬局との連携は?

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政府は、診療所に電子カルテを普及させるため、基本機能を必要最小限に絞り込んだ新しいシステムの開発に乗り出している。

普及が進まない診療所向けの電子カルテ、政府が開発へ…外来に特化し導入コスト抑制 : 読売新聞
200床未満の中小病院や診療所では5割程度にとどまる電子カルテは日本における医療の近代化のボトルネックになっています。
デジタル庁が、電子カルテの普及を促進するため、診療所向けに基本機能を絞り込んだ新しいシステムの開発を進める。外来機能に特化し、導入コストを抑えることで、30年までにほぼ全ての医療機関への普及を目指すという記事です。

電子カルテの普及は、医療の質の向上と効率化に不可欠です。また、電子処方箋との連携により、処方の重複チェックや相互作用のチェックがスムーズに行えるようになるでしょう。
仮に、電子カルテと薬局の電子薬歴との連携が、患者と医師の許可のもとで実現すれば、服薬指導の質が飛躍的に向上すると期待できます。
薬剤師が患者の全体像を把握し、より的確なアドバイスを提供できるようになり、患者にとってのメリットも大きいはずです。また、医師にとっても、薬剤師からのフィードバックを得ることで、処方の最適化が図れるというWin-Winの関係が築けるでしょう。個人的にはせっかく政府主導で作るならここまで構想に入れて欲しいと感じました。
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