CureApp、スマホアプリで飲酒量低減 国内で承認申請
CureAppが、飲酒量を減らすスマートフォンアプリの製造販売承認を厚生労働省に申請しました。承認されれば、減酒治療向けアプリとしては国内初となります。
このアプリは、医師の処方によって利用できる医療用アプリになります。患者はアプリ内で日々の飲酒量を記録すると、AIが分析に基づいて適切な飲酒量や減酒方法をアドバイスしてくれるとのことです。入院治療の必要がなく、自宅で気軽に治療に取り組める点が大きなメリットです。
国内でアルコール依存症を経験する人は約56万人と推定されていますが、専門的治療を受けている患者数は約4万6千人と少ないのが現状です。このアプリの普及により、医療機関へのアクセスが困難な患者の支援につながることが期待できます。
「減酒治療アプリ」は、医療現場におけるデジタル技術の活用「医療DX」の進展を象徴する事例です。今後、AIやIoTなどの技術を活用した、より効果的で患者にとって負担の少ない治療法の開発が期待されます。
承認取得時期や患者の自己負担額などはまだまだ未定ですが、今後の動向に注目が集まります。
日本初、CureAppが「減酒治療アプリ」の製造販売承認申請
引用元:
画像:株式会社CureApp プレスリリースより
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