技術はなぜ発達し続けるのでしょうか?経済のためでしょうか?経済の語源は「経世済民」とされています.つまり,「ヒトの役に立つ」ことが経済でも技術にも関係し,テクノロジーアセスメントの基本になります. ヒトの役に立つといっても,立場が変われば視点も変わります.人生100年時代の観点からは,当事者が満足でき,幸せな人生を送れることが求められます.支援者のみの満足に終わってはいけません. そのために,ヒトとヒトはDo forの「何かをやってあげる」という視点から,Do withの「一緒にやってみよう」へのちょっとした気持ちの変化がつながりと満足度を深めます.
ITヘルスケア学会 第15回学術大会の大会長である山下和彦先生の講演要旨の中にある「ヒトとヒトはDo forの「何かをやってあげる」という視点から,Do withの「一緒にやってみよう」へのちょっとした気持ちの変化がつながりと満足度を深めます.」という文章に共感したので、紹介させて頂きます。
私自身も薬剤師ですが、「何かをやってあげる」から「一緒にやってみよう」という気持ちが大切であることは同感です。今後、薬局DXを構築する際にも、この視点から考えることを忘れないようにしていきたい。
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