試験運用の概要(プレスリリースより)
今回の試験運用には、魚津市薬剤師会20薬局のうち、本取り組みに賛同した12薬局が参加する。各薬局は、月に1回の頻度で開催される薬薬連携会議(※)でリスト化された不足医薬品の在庫状況を、「アスヤクDIポータル」にアップロードする。このデータを、地域内の各薬局および富山労災病院が確認し合うことで、以下のような効果が期待される。
・各薬局は、自薬局で用意できない医薬品の処方箋を受けた際、近隣薬局の在庫状況を「アスヤクDIポータル」上で確認し、問い合わせができるため医薬品融通や患者紹介をスムーズに行うことができる。
・富山労災病院の薬剤部や医師などは、近隣薬局の医薬品の在庫状況を把握した上で処方ができる他、処方した医薬品がある薬局を確認し、患者に案内することができる。
・医薬品供給が不安定な中にあっても、地域の薬局および病院の情報共有により、医薬品を必要とする患者に安定的に提供できる。
※ 薬薬連携会議:富山労災病院の薬剤部と魚津市薬剤師会が、協力して薬薬連携を推進する中で開催する会議。
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