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薬局DXニュース解説

2024.02.21

VRの医療活用可能性への挑戦 阪大仁木助教グループ研究成果

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大阪大学大学院薬学研究科の仁木一順助教らの研究グループは、仮想現実(VR)技術によって抗癌剤の副作用である遅発性悪心を抑制できる可能性があることを発表した。

【大阪大学 仁木氏ら】VR映像視聴で副作用抑制‐抗癌剤治療の患者に効果|薬事日報ウェブサイト
大阪大学大学院薬学研究の研究グループは、仮想現実(VR)技術を使って抗癌剤の遅発性悪心の副作用を抑制する可能性を発見しました。
臨床研究で、卵巣癌や子宮体癌の患者がVRゴーグルで観光地映像を視聴し、通常治療群と比べて副作用が抑制される傾向が見られました。

VRを用いた副作用抑制というのは今までにない斬新な新しいアプローチだと思います。
調べてみると、この研究室ではVR活用を他にも模索しており、オンライン臨床診療の認知症に対する偏見の軽減に対するVRと2Dとの比較なども行っています。
新しい技術は何に有効かわからないものです。試行錯誤する姿勢が素晴らしいと思います。
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