ソフトバンク子会社のヘルスケアアプリ、個人向けにも提供 | 日経クロステック(xTECH)
記事で書かれているビジネスを整理すると、以下の通りです。
①チャットによる健康医療相談
②病院検索
③オンライン診療の予約や受診
④一般用医薬品の購入
利用者が月額550円という対価を払う可能性があるのは ①のみです。他は無料で利用できてアクセスの良い既存プラットフォームがあるので課金する動機がありません。
一方、マネタイズポイントとしては A)月額550円×利用ユーザー数の売上 B)一般用医薬品の売上 です。病院検索でグーグルマップなどを超える強みを持つことは現実的に不可能ですし、既存で無料サービスもあるオンライン診療に対価をはらう医療機関は皆無です。
プラットフォームから一般用医薬品を買うユーザーも極めて少ない可能性が高いです。実質「利用ユーザー数」を増やすという一点。
2つの要素を合わせると「チャットによる健康医療相談」に月額550円払うユーザー数がビジネスとして成立するかがポイントです。
成立するのであれば、多種多様なビジネスプランが広がるという点で面白い取り組みだと思います。
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