てんかん精通の薬剤師対応 都島に薬局オープン 大阪市立総合医療センターそば 複雑な服薬法、詳しく説明 /大阪
日本国内のてんかんの患者は約100万人であるが、専門医は約800人と不足している。
特に地方では受診先や相談相手が見つかりにくいという実情がある。
てんかんの治療の中心は薬物治療であることから、薬剤師が専門医や福祉関係者と連携して患者、家族を支援するという狙いだ。
このように薬局が専門性を標榜する取り組みは、患者さんには分かり易く、頼もしい。
様々な専門資格をもった薬剤師がいるが、薬局に示されているケースは少なく、せっかくの専門性も宝の持ち腐れになってしまうことがあり、患者さんにとっても、薬剤師にとっても不幸である。
薬剤師はジェネラリストであるという声が聞こえてきそうであるが、ジェネラリストであると同時に、何らかの専門性を有しているスペシャリストも多い。
せっかくの認定・専門なのだから、しっかりと標榜して、多くの患者さんにとって頼れる存在であってほしいと筆者は考えている。
また、この記事では、単に専門性だけではなく、アプリなどのICTを活用し、地域格差を是正する取り組みについても紹介されている。
今後は、ある疾患領域の専門性の高い薬剤師が全国のカリスマとして活躍するモデルが出てくるのでは?と期待している。
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