利用者伸ばす「オンライン調剤センター」
ナカジマ薬局、LINEドクターとの連携や施設単位の契約で
ナカジマ薬局の「オンライン調剤センター」で新規利用者が増加している記事が出ました。
ナカジマ薬局が推進する「オンライン調剤センター」は、医療DXの一環として、新規利用者の増加と継続的な利用者の拡大を実現させています。これはオンライン診療サービスである「LINEドクター」との連携や、高齢者施設へのオンライン服薬指導サービスによるものになります。
具体的な効果として、「LINEドクター」との連携を8⽉29⽇より開始し、約1ヶ月でオンライン服薬指導の件数が2倍に増加したとのことです。
また、高齢者施設へのオンライン服薬指導サービスについては、在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定できない⾃⽴した⾼齢者に対して施設単位で行なっているとのことです。こちらはビデオ通話アプリ「Google Meet」を用いた服薬指導やメッセージ機能を介して体調の変化や処⽅薬の疑問などに答えているとのことです。
今後は更に、患者が薬剤師を「指名」できる機能も整備していく方針とのことで、今後の利用者の増加やアップデートにも注目です。
最後になりますが、ナカジマ薬局は電子処方箋の取り組みを早期に開始し、その活用事例は厚生労働省からも発表されています。
電子処方箋の普及により、「オンライン調剤センター」の利用者はさらに増加し、今後、医療資源の乏しい地域でも薬局や薬剤師としての貢献が可能になります。
DXを活用した新たな医療提供に注目していきたいと思います。
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