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薬局DXニュース解説

2023.09.04

「対面神話」は崩せるのか。医薬品ネット販売とデジタル活用の転機

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日本の医薬品のオンライン販売政策についての議論が再び表面化しています。

薬販売の「対面神話」いつまで 強まるネット悪玉論:日本経済新聞
日本経済新聞の記事になります。
薬販売の「対面神話」いつまで 強まるネット悪玉論
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK165NV0W3A810C2000000/
日本の医薬品のオンライン販売政策についての議論が再び表面化しています。

記事によれば、現行の政策には顕著な矛盾が存在し、その矛盾点は、医療用医薬品と要指導医薬品のオンライン販売に関する異なる規制に集約されています。

具体的には、医療用医薬品はオンラインでの服薬指導が許可されているのに対し、要指導医薬品はその指導がオンラインで行われることが認められていないという点です。
・医療用医薬品:オンライン服薬指導で受け取れる
・要指導医薬品:対面販売のみ(オンライン服薬指導はNG)
この矛盾は、最近増えてきた市販薬の乱用、特に若者を中心とした乱用の増加を背景にしています。

コロナウイルスの影響下でのストレスや孤立感がこの乱用を助長しているということは深刻な問題です。
ただ、ネット販売を一元的な問題の元凶とするだけでは、この問題の解決には至らないと考えれます。
実際には、物理的な店舗での複数の購入を避けるための一元的な購入履歴の管理やそれに伴う迅速な対応がより重要になります。

そして、この記事では問題解決のための方法として、デジタル技術の活用が挙げられています。
具体的には、マイナンバーシステムを利用して、薬の購入履歴を一元管理し、大量購入を検出することが示唆されています。
システム開発に時間を要しますが、こういった解決方法も良いと思います。

最後に、現在の政策と「デジタル原則」のギャップについての指摘は、日本のDXの方針との乖離を示しています。
デジタル時代の到来とともに、政府はその原則に基づき、市民の健康と安全を保護するための適切なバランスを取る政策を検討すべきです。

以上のように、医薬品のオンライン販売政策の見直しと、デジタル技術のさらなる活用が求められているのは明らかですが、今後どのような着地をするのか注目です。
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