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薬局DXニュース解説

2023.10.18

「梅毒」地方でも急増!! SNS、マッチングアプリでの出会いがその一因なのか?

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長野市保健所によると、10月1日時点の今年の患者報告数は統計を取り始めた2006年以降過去最多となったと伝えている。
このように全国で「梅毒」が急増している一因にSNSやマッチングアプリを介して見知らぬ人と簡単に出会えるようになったことがあるとしている。

「梅毒」地方でも急増 SNS、マッチングアプリでの出会いが一因か 感染していても症状が出ない場合も
【2022年の過去最多を上回るペース!!】
国立感染症研究所の調査結果をみてみると、2022年の全国の梅毒患者報告数は12966人で、統計を取り始めた1999年以降で過去最多となったと発表されている。
では、2023年はどうであろうか?
同じく、国立衛研の発表によると8月下旬から9月初旬にかけての調査で1万人を超え、2022年を上回るペースで増加していると発表されている。

STD(性感染症:Sexually Transmitted Diseases)とSNSやマッチングアプリとの因果関係については、引き続き詳細な研究結果が待たれるところである。単純に、SNSやマッチングアプリでの出会いを恐れるのではなく、正しい対策が何よりも重要と考える。

STDの啓発活動には、地域薬局の役割も重要である。
学校薬剤師の活動や、地域の勉強会など、できることはたくさんある。
興味のある方は、smART応需プロジェクト(http://smart-oju.kenkyuukai.jp/special/?id=22682)にも参加してみてはいかがだろうか。

STDに関する情報は以下のサイトも参考になる。
東京都性感染症ナビ(https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/seikansensho/publications/index.html
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