【2022年の過去最多を上回るペース!!】
国立感染症研究所の調査結果をみてみると、2022年の全国の梅毒患者報告数は12966人で、統計を取り始めた1999年以降で過去最多となったと発表されている。
では、2023年はどうであろうか?
同じく、国立衛研の発表によると8月下旬から9月初旬にかけての調査で1万人を超え、2022年を上回るペースで増加していると発表されている。
STD(性感染症:Sexually Transmitted Diseases)とSNSやマッチングアプリとの因果関係については、引き続き詳細な研究結果が待たれるところである。単純に、SNSやマッチングアプリでの出会いを恐れるのではなく、正しい対策が何よりも重要と考える。
STDの啓発活動には、地域薬局の役割も重要である。
学校薬剤師の活動や、地域の勉強会など、できることはたくさんある。
興味のある方は、smART応需プロジェクト(
http://smart-oju.kenkyuukai.jp/special/?id=22682)にも参加してみてはいかがだろうか。
STDに関する情報は以下のサイトも参考になる。
東京都性感染症ナビ(
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/seikansensho/publications/index.html)
comments