10万超の反対署名、自民党県議団長に手渡し 「留守番禁止」条例案
埼玉の恥ずかしい話を1本。
条例案は無事撤回されましたが、埼玉の子育て世代特に共働き世代に衝撃を与えた事件でした。
私の知人にも医療関係での共働き家庭も多く、我が家にも小3の子供がおりまして、全力で反対署名に協力しました。
署名活動は昔は手書きで住所記入と押印が必要でしたが、今回はネットで対応可能でしたので、数日間で10万人の反対が集まったわけです。
・小学3年以下の登下校に親が付き添う
・子供が単独で登下校 公園で遊んでいたら通報する
・ゴミ出しやちょっとした買い物で一瞬留守にしても通報
児童虐待の禁止という条例制定の趣旨は私も理解していますが、なんでこういう方法が選択されたのかが理解に苦しみます。
通報された側の親の気持ちだったり、それがトリガーとなってDVにつながることさえあります。
埼玉県もエリアによっては子育て環境が不十分で待機児童も多く、そっちの解消が出来てから本件に取り組んでいくべきかと感じます。
【今回の教訓】
おかしな監視社会になってしまう一歩を踏みとどまらせるためにはメディアとネット署名の連携が重要だということでした。
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