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薬局DXニュース解説

2023.09.19

「高血圧症治療補助アプリ(CureApp HT」の保険適用後に使える新サービスをリリース CureApp

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株式会社CureAppが、医師の指導と治療アプリなどを合わせた「スマート降圧療法」において医療保険が適用される6ヶ月間の高血圧症向け治療アプリでの治療を完了された患者向けに、治療アプリで記録した情報を引き継ぎ、期間の制限なく血圧記録などを続けることができる「スマート血圧記録」を9月中旬にリリースすると伝えている。

高血圧の新しい選択肢「治療アプリ」の完了後に使える新サービス「スマート血圧記録」をCureAppがリリース
2023.09.4
新サービスである「スマート血圧記録」では、高血圧症向け治療補助アプリを終了した患者は引き続き血圧や体調、ストレス、体重などの記録を継続でき、医師の画面からも追加セットアップなどは不要で引き続き患者の記録を確認することができるようになるとのことである。

現状、医師の指導と治療補助アプリなどを合わせた治療方法である「スマート降圧療法」は高血圧治療の選択肢のひとつであるが、「高血圧症向け治療補助アプリ」の使用期間は治療を開始してから6ヶ月までとなっている。



高血圧治療補助アプリであるCureApp HTがリリースされ、保険適用されたインパクトは大きかったが、6ヶ月間という期間の制限があったため、その後の介入方法について個人的には大変気になっていた。

今回、CureApp HTの保険適用期間である6ヶ月以降に使える新サービスということで、その効果にも期待している。おそらく、今回の新サービス「スマート血圧記録」による介入に対するエビデンスが出てくるものと考えている。

高血圧症の進行は、認知症、心不全、脳血管障害などの原因となるため、その治療と予防は人生100年時代において、重要性が高まっている。

高血圧症の予防に対する効果のあるキラーコンテンツはないため、今回の新サービスに期待している。
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