<医療シン時代>患者との触れ合い増加 先進現場 組織や意識に変革
記事内に病院の事例と診療所の事例が記載されていて、両者とも良い取り組みであると感心しています。おそらくここまでたどり着くまでの苦労が何千ページもの背景としていろいろあるはずで、そっちの方が知りたいと思っています。
ここまでできなくても、スタッフに万歩計を取り付けて動線のチェックをしてみるなどアナログ方式でも仕掛けづくりは可能です。IoTを取り入れるならICタグのようなセンサーで人の動きを可視化するようなことも技術的には可能です。
またDX的には従来紙で行っていた業務を電子化することで、情報共有がしやすくなったということですが、診療所のカルテはまだ紙を使っている所が多いというのも現実です。一方薬局は紙薬歴を使っている所は一ケタパーセントまで下がっているので、なんだかんだで医療全体の中では進んでいる方だと思っています。
しかしその一方薬歴は電子カルテと異なり多職種で見られるという事を前提としていない閉鎖系なので、記録の作法が未成熟であるのも事実です。
そういうことで薬学部の受験科目に現代国語とか小論文とか入れた方が良いと勝手に思っています。
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