(旬材逸材) 健康支えるオフィス提案、行動履歴で生産性も改善
イトーキ 八木佳子執行役員
記事で取り上げられた八木氏が開発に関与した女性用の椅子は、女性の体型と生理的な特性を考慮した設計が施されています。健康と快適さを考慮した製品開発の良い例と考えられます。
また、立ったり座ったりすることが多い男性の医者からも注文が相次いだという事実は、性別を超えて多くの人々が健康と快適さを求めていることを示しています。薬局の医療事務スタッフは女性比率が高く、立ったり座ったりする典型的な職種です。
椅子を再考することは健康経営の一環となります。
また、イトーキでは社員の健康状態と生産性をアンケートでスコア化するサービスを発売しており、集まったデータとセンサーが記録した個人の行動履歴を分析することで、働き方の見直しやオフィスレイアウトの最適化につなげられないか検証を進めています。
こういった発想も参考にしてみてはいかがでしょうか。
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