改めてではあるが、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が4月26日に公表した「将来推計人口」によると日本の少子化が加速している実態が改めて浮き彫りとなった。
日本の総人口は2008年の1億2808万人をピークに減少局面に入っており、2056年に1億人を割り、2070年には20年比3割減の8700万人まで減り、「2.6人に1人」が65歳以上になるという予想だ。
人口予想は、前倒し後ろ倒しの時間軸の修正はあるものの、概ね正しい。
文科省は2025年度以降、原則として大学の6年制薬学部の新設や定員増を認めない方針を固めたが、薬剤師国家試験合格者数も含め、長期ビジョンで今からでも策を講じ始めないと、将来50人に一人が薬剤師??てなことになりかねない。
※薬剤師国家試験合格率・合格者数推移(6年制国試以降)
https://www.yakuzemi.ac.jp/information/108_result/
(学校法人医学アカデミー薬学ゼミナール編)
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