携帯→時計→指輪?…サムスン・アップル、今度は「スマートリング」戦争か
米アップルと韓国サムスン電子が最近、次世代指輪型の「スマートリング」の開発に目を向けているというニュースだが、業界では今後スマートリングが、より細かい健康管理をはじめ、VR機器コントローラーとしての役割を果たすとみているということだ。
スマートリングは微細な血管が集中している指にはめるため、スマートウォッチ以上の細かいヘルスケア機能が搭載されるともいわれており、国内でも既に数社から発売されている。実際の使用感は、リングの装着感への慣れや大きさが気になるようだが、健康トラッカーと考えればスマートウォッチより軍配が上がる点も多そうだ。
薬局からの視点では、今後一般市民へのマイナポータルの普及、PHRへの関心の高まり、そしてウェアラブルデバイスの進化には徹底的に注目しておく必要があり、そして薬局はそれらの進化に連動したマネタイズを伴ったサービス提供を考え続けなくてはならないと思う。
PHR領域で薬局は電子お薬手帳の利用という点で、今のところ少しだけだが他のプレイヤーよりアドバンテージがあるはずなので、その強みを生かして先んじて素早くサービス提供を考え出さないと、簡単に他のプレイヤーがその新しい市場を持っていってしまうことになるだろう。
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