【スギ薬局グループ】さくら薬局グループと業務提携で合意
ドラビズ on-line の記事です。
【スギ薬局グループ】さくら薬局グループと業務提携で合意
https://www.dgs-on-line.com/articles/2057
1,500店舗以上を展開するスギ薬局グループと、 850店舗以上を展開するさくら薬局グループの業務提携が発表されました。
両社のプレスリリースには、「互いのビジネスモデルや経営ノウハウの共有などを通して、医療・ヘルスケア領域における店舗・専門人財・情報ネットワークを構築する」とあり、様々な面で協力体制を強化していくようです。
その中でもDXは両社とも強化を進めている分野なので、大きなシナジーを生む可能性が高いです。
2社とも直近1年以内に調剤アプリをリリースしており、最近のデジタル分野の取り組みも含めて確認してみます。
【スギ薬局】
2022年に経済産業省のDX認定を取得しています。
他にDX認定を受けている薬局関連の事業者は日本調剤のみであり、認定取得が容易でない中でもいち早く取得している会社になります。
また調剤アプリとして、2022年に「スギスマホでお薬」をリリースしています(kakariアプリから移行)
■調剤アプリの機能
・処方箋送信
・店頭チェックイン
・お薬手帳
・チャットお薬相談
・ビデオ通話
【さくら薬局】
自社開発の調剤システム「SPITS」を導入し、重量点検システムや薬剤師支援AIソリューションと連動させるなど先進的な取り組みを続けています。
また2023年2月に調剤アプリ「健康おくすり手帳」をリリースしています。
■調剤アプリの機能
・処方箋送信
・お薬手帳
・ビデオ通話
・ヘルスケア(食事管理・歩数管理・体重管理)
2社とも最新の調剤アプリであり、これからより社内システムなどとの連動が進んでいくかと思います。
今回の業務提携によるDX推進に注目して見ていきたいと思います。
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