こちらはドラビズon-lineの記事です。
https://www.dgs-on-line.com/articles/1985
【規制改革会議WG】「医師による薬局紹介の緩和」要望/日本フランチャイズチェーン協会要望
薬局業界に対する規制改革の要望が止まりません。現在、いくつか議論が進行中の規制改革要望がありますが、その中でも特殊なのがこの日本フランチャイズチェーン協会の要望です。
日本フランチャイズチェーン協会の加盟企業については以下をご確認ください。(ぜひ見てみてください)
https://www.jfa-fc.or.jp/particle/38.html
加盟企業をご確認いただいた前提で話を進めますが、「薬局」「ドラッグストア」の姿が見えません。
ではなぜ、このような要望を出したのか。
感のいい方ならお気づきかと思いますが、調剤を狙っているのは「コンビニエンスストア」です。
すでに、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートはそれぞれ提携する薬局を持っています。
またミニストップはご存じ「イオン」のコンビニです。
「オンライン診療」に限定し規制を緩和しようとしていますが、対面診療・オンライン診療どちらの場合でも薬局が全ての医薬品に対応することは困難であることには変わりません。
いくつも疑問点が含まれていて、説明と解説だけで長文になってしまいそうなので割愛をしますが、要望する「医療機関から薬局への誘導」が成立してしまうと、医薬分業の根底がくつがえることになりかねません。
厚生労働省の回答についても
「対応不可」となっており、これ以上の議論は進まないと思われますが、私たちが現時点で把握しておかなければいけないコトとして、色々な業種が薬局の市場を狙っているということではないでしょうか。
ということです。
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