ドラビズ on-lineさんの記事からです。
テレビを使ったオンライン服薬指導提供へ/日本調剤が「J:COMオンライン診療」に対応
https://www.dgs-on-line.com/articles/1926
私はケーブルテレビというものに馴染みが、ない。
何となくだが高齢者の方々が加入して見ているイメージが、ある。
でも自分がデジタルネイティブなのかといえば、まったくもってそんな事はない。
要は中途半端な世代、なのだろうか。
ただ、いつの頃からか感じていたことがあって、軽自動車がよく街中を走っている風景、
そう、J:COMさんのオレンジなロゴがあしらわれた軽自動車だ!
それと同時に、今はなき義父もそうだったが、高齢者の方との親和性が高そうなこと、
「お茶の間」という生活スタイルがど真ん中だった彼・彼女たちは「テレビ好き」なのだ。
そう考えると「医療のヘビーユーザー」たる高齢者の方々にアプローチするにあたり、
保険薬局が「ケーブルテレビ」に目を付けたのは興味深い着眼点だと言える。
しかもこの「ケーブルテレビ」は昔と違って双方向多チャンネルという武器を持っている。
もちろんネットも繋がっている。
高齢者の方がDXに取り残されるケースで大きな理由のひとつに「不慣れ」がある。
病院に再来受付機を導入したら、結局職員が傍らに立って受付してあげる姿を見かけるが、
あれが「不慣れ」なことには挑戦しない高齢者の一事例だ。
その点、なるほど、高度成長期の三種の神器である「テレビ」なら、
現代の高齢者の方々にとって「慣れ」たもの、お手のものかも知れない。
メディアというよりも最早ネットツールに変身した受像機を使った
「ケーブルテレビ」というインフラは高齢者向け医療・薬局DXとして有望なのかも知れないと感じた。
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