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薬局DXニュース解説

2023.01.18

オンライン医療は「やる気やモチベーションに欠ける」点が課題

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ビデオ通話は「やる気やモチベーションに欠ける」点が課題、ユニフォア調査
こちらはASCII.jpの記事です。
https://ascii.jp/elem/000/004/067/4067117/
ビデオ通話は「やる気やモチベーションに欠ける」点が課題、ユニフォア調査

オンライン診療・服薬指導が普及するのかということに対する業界の注目が集まっています。コロナ禍により時限的特例措置「0410対応」が行われ、オンラインだけではなく「電話」による服薬指導が現在行われています。

ご存じの通り従来、服薬指導は薬機法で「対面または情報通信機器(音声や映像の双方向での認識)」に限定されており電話による服薬指導は認められていません。

オンラインよりも電話の方が医療側・患者側にとって利便性が良いことはいう間でもなく、コロナ禍で行われている多くの「0410対応」が電話による診療・服薬指導となっています。

今回ご紹介する記事は、ビジネスにおけるオンラインツールの利用に関する調査ですが、調査結果は私たちの業界においても興味深いものです。

マイナス面の回答にある「カメラに映った自分自身を見ること」「やる気やモチベーションに欠ける」などはまさしくそうです。また、面識のない相手とのオンラインというハードルの高さもあります。

自分に立場を置き換えたとき、極端な例ですが「飲食店の予約電話」「コールセンターへの問合せ電話」これらが「テレビ電話」に限定されていたらどうでしょうか。私なら問合せ自体を諦めてしまいそうです。

ICTの活用は利便性というメリットに対し、なんらかのデメリットも存在します。
「時代が状況を変える」という考えもありますが、顧客を逃がさないためにも、どのように患者の行動変容を促すのかも重要なのではないでしょうか。

新しく始まる医療のカタチについて、改めて患者の立場に立ってプロセスを考える必要があります。

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