厚生労働省医薬・生活衛生局は昨年の12月23日に2023年度予算案を発表した。この中で、ICTの進展等を踏まえた薬局機能の高度化推進事業(薬局DX)として、新規に6,200万円の予算が新たに要求されている。
また、1月に運用を開始する電子処方箋の環境整備を進めるため推進枠の予算やオンライン服薬指導やデータヘルス改革などの薬局DXも推進する。同時に、薬局・薬剤師の資質向上に対する予算も増額されている。
当然、予算化だけでなく、これらの新規事業に対する検証や研究も盛んになるものと考えている。2023年は薬局DXにとって大きな転換点になり、新たな価値を持った医療やサービスが展開されることを大いに期待している。
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