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薬局DXニュース解説

2024.06.14

マイナ保険証利用率を把握していますか?

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令和6年度診療報酬改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」の加算要件として、マイナ保険証の利用実績が一定以上であることが設けられている。

【厚労省_中医協】マイナ保険証の利用実態を調査へ
こちらはドラビズonlineの記事です。
https://www.dgs-on-line.com/articles/2637
【厚労省_中医協】マイナ保険証の利用実態を調査へ

10月から始まる医療DX推進体制整備加算の「マイ保険証の利用率」に関する議論が始まりました。
マイナ保険証の利用率は4月時点で、約7%と低迷。5月から始まる「集中取り組み月間」による利用拡大が望まれています。

国全体の利用率がどう変化するのか、注目が集まりますが、個々の薬局として把握しなければいけないのが、自店舗における利用率です。

マイナ保険証の利用率は「医療機関等向けポータルサイト」にログインすることで確認できますが、とてもタイムラグがあります。
皆さんの知りたい情報は、6月中旬の現時点であれば、5月末における状況だと思いますが、現時点で確認できる情報は、3月時点での利用率となっています。

これでは普及に向けた取り組みによりどういう効果が出たのか、10月までに発表される目標に対する行動計画が立てられません。

ではどうしたらよいのか。すでにご存じの方もいると思いますが、レセコン(オンライン資格確認システム)を利用することで直近の利用率が確認することができます。(実は知らない方も非常に多いです)

ぜひ最新の情報を確認していただき、今後の行動計画を立てる糧にしていただければと思います。
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