こちらはCNET JAPANの記事です。
https://japan.cnet.com/article/35218279/
5~7月は「マイナ保険証利用促進集中取組月間」--医療機関に最大10万円、病院は20万円、河野大臣「紙ではDXを展開できない」
マイナ保険証利用促進に向けた助成金が設定されていることはこれまでも取り上げてきたと思います。
2024年の1月~5月、6月~11月の前半・後半に分けて利用率と利用件数に応じた助成金を支払うというものです。
しかしながら、この助成金が周知されていないのか、昨年に比べて1月~3月のマイナ保険証の利用率は1%上昇にとどまっており、普及には程遠い状況にあります。
そこで今回、後半の6~11月の助成金の内容を見直し「5月~7月」を集中取組月間と定めて、昨年10月の利用実績と比較し上昇した医療機関・薬局に対し最大10万円(病院は20万円)の助成金を交付するとしています。
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001243199.pdf
詳しくは厚労省資料をご確認ください。
これまで何度か取り上げてきて内容も重複する記事ですが、それだけに「取組が必要」な大事なことだと思っていただければと思います。
なぜ大事なのか、それは「医療DX推進体制整備加算」の要件にマイナ保険証利用率が含まれるからです。
求められる利用実績はわかりませんが、5月-7月の利用実績を見た上で、8月ごろ発表になるのではと想定しています。
マイナ保険証の利用増加には少なくとも「声がけ」の「その後の来局」と、1か月程度時間が掛かります。
助成金などを活用し、10月に向けた準備を進めていく必要があります。
comments