こちらはドラビズon-lineの記事です。
https://www.dgs-on-line.com/articles/2556
マイナ保険証利用推進でセミナー/薬局最大10万円の一時金の説明も
地域支援体制加算の減算に対し、医療DX推進整備体制加算の対応が求められます。
多くの薬局でそう考えていると思いますが、10月以降から求められる「マイナ保険証の一定程度以上の利用」に対し、積極的に取り組んでいるという薬局はまだ少ないように感じます。
この数値目標がどれくらいなのか、はっきりとはわかりませんが、経過措置が多く6月時点では算定ありきだった報酬も10月以降に実績がクリアできなければ算定できなくなるかもしれないとなると、本改定の最優先は「マイナ保険証」だと考えています。
マイナ保険証利用促進に対する助成金が1月から始まる中、思っている以上に伸びない「利用実績」。
そこで当初予定していた下期(6月-11月)の助成金を見直し、5月-7月を集中取組月間と定めて、新しいルールに変更するようです。
基本的には基準となる10月より対象となる月のいずれかで80人以上増加すれば10万円助成されるという仕組みです。(基準付の利用率に応じて、必要増加数は異なります)
医療DX(マイナ保険証)に対して本当に進むのですか?という質問を多く受けますが、医療DXに必要な機器に対する助成金、マイナンバーカードや保険証普及に向けたマイナポイント、そしてシステム開発費などを考えると、引くには引けない状況なのは容易に予想がつきます。
もしここで進まなければどうなるのか、、、を考えると医療機関・薬局に対して次に何を求めてくるのかが少し予想できるのではと考えています。
色々賛否がある医療DXに向けた取り組みですが、私個人としては推進していくべきだと思いますし、今後さらに推進策が進むと思うので、関わる薬局さんたちとは「どうすれば」を一緒に考え取り組んでいます。
すでに利用率が20%を超えた薬局もいくつかあります。やってみないより、やってみるですね。
本セミナーでは、マイナンバーカードの健康保険証利用を促進いただくための支援についてご説明いたします。
【セミナー内容】
・「マイナ保険証利用促進集中取組月間」ついて、
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