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薬局DXニュース解説

2024.04.02

薬剤師6割が外部委託に後ろ向き 価格面を考慮しなければ75%が最新機器の導入を選択

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調剤業務の一部外部委託に対する薬剤師アンケートの結果をどう捉えるか。

薬剤師4割が外部委託に前向き意向~厚労科研調査、経済負担なければ「最新機器」選択
PNBの記事より

オンラインで開催された調剤業務の一部外部委託を巡る公開シンポジウムでアンケートに回答した薬剤師の約4割が一包化調剤の外部委託に前向きな意向を示したという記事だ。

アンケートは薬局、病院薬剤師らを対象にウェブ形式で実施し、549人から回答を得て、法改正を前提に一包化の外部委託を希望するか尋ねたところ、▽思う13.3%▽少し思う29.5%▽あまり思わない40.4%▽思わない16.8%―ということで、42.8%が外部委託に前向きだった一方で、57.2%は後ろ向きだったということだ。

今回のアンケートで自薬局に導入したい機器を尋ねると、一包化鑑査支援装置が32.4%最も多く、「価格面を考慮しない」という仮定では、75.6%が外部委託ではなく最新機器の導入を選択し、外部委託を選んだのは20.0%だったということだ。

このような結果を現場感覚的に評価すると、今回の本記事のタイトルのように、薬剤師6割が外部委託に後ろ向き、価格面を考慮しなければ75%が最新機器の導入を選択!としたほうがしっくり受け入れられるように思うのだが。
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